けんろう
最近のキャッシュレスの流れから、QRコード決済が注目されています。
今回は、Pythonを使い、QRコードを生成、QRコード画像を読み取るアプリの作り方を紹介します。
この記事に載っているサンプルコードをコピーして、Pythonで実行すれば、簡単に動きを確認できますので、是非試してみて下さい。
この記事では、初心者にもわかりやすいように、各処理の内容を、サンプルコード内にコメントとして載せています。
今回作成するアプリ
今回紹介するアプリは、
・本サイトのURLのQRコードを生成する
・作成したQRコード画像を読み込んで、URLをコンソールに表示する
環境準備
本アプリを動かすために、3つのライブラリをインストールする必要があります。
qrcode:QRコード生成のためのライブラリ
pyzbar:QRコードを読み取るためのライブラリ
pillow:画像を扱うのに必要なライブラリ
インストール方法は、以下です。
pip install qrcode
pip install pyzbar
pip install pillow
サンプルコード
#!usr/bin/env python
# -*- coding: utf-8 -*-
import qrcode # QRコード生成のためのライブラリ
from pyzbar.pyzbar import decode # QRコードを読みよるためのライブラリ
from PIL import Image # 画像を扱うためのライブラリ
# 本サイトのURLをライブラリに渡し、QRコードを生成する
img = qrcode.make("https://knt60345blog.com/")
# 生成したQRコードを保存する
img.save('test.png')
# 生成したQRコードを表示する
img.show()
# 生成したQRコードの画像ファイルを開いて、解析する
d = decode(Image.open('test.png'))
# 解析結果を、UTF-8形式で、コンソールに表示する
print(d[0].data.decode("utf-8"))
実行すると、下図のようなウィンドウが立ち上がります。
このQRコードの中身は、本サイトのURLです。
コンソールを見ると、本サイトのURLが表示されています。
https://knt60345blog.com/
サンプルコード内のURL部分を、任意のテキストに変更すれば、様々なQRコードを作ることができますので、いろいろ試してみてください。
Pythonでプログラムを作るのなら、ラズパイが安くて環境構築も楽で、おすすめです。
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まとめ
今回は、キャッシュレスで注目のQRコードを生成・読み取りアプリの作り方を紹介しました。
- 【Pythonアプリ入門】音声認識アプリを作る方法(SpeechRecognition)
- 【Pythonアプリ入門】定期的に処理を実行するアプリの作り方(tkinterで実現)
- 【Pythonアプリ入門】定期的に処理を実行するアプリの作り方(並列処理で実現)
- 【Pythonアプリ入門】定期的に処理を実行するアプリの作り方(Scheduleモジュール)
- 【PythonでGUIアプリ入門】PySimpleGUI、Pyperclip を使った クリップボードアプリ の作り方
- 【PythonでGUIアプリ入門】PySimpleGUI を使った タイマーストップアプリ の作り方
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