プログラミングを始めたいんだけど、難しそうだな。なにから手を付けたらいいのかな。
M5Stackを使ったプログラミングなら、楽しく学ぶことができます。
参考となる情報もインターネット上に豊富にあり、おすすめです。
プログラミングは、本来楽しいものです。
自分で考えて作ったプログラムが思った通りに動いたときに、これを実感します。
特に、自分で作ったプログラムが、目で見える形で動いていると、
本当にうれしいものです。
今回、紹介する「M5Stack」は、
簡単なプログラムで、ボタンを押すとLEDが点灯したり、ディスプレに文字が表示されたりと、
目に見える形で、その動きを確認できますので、
プログラミングの初心者の方には、本当におすすめです。
M5Stackには、いろんなシリーズがありますので、これを紹介します。
これを見たら、あなたもM5Stackが欲しくなるはずです。
M5Stack とは
M5Stackは、
・ESP32搭載で、Wi-FiおよびBluetooth通信を扱え、Arduino環境での開発が可能
・カラーディスプレイ
・ボタン
・microSDカードスロット
・専用モジュールで機能拡張が可能
M5Stack シリーズ
M5Stackには、様々なシリーズがあります。
- M5Stack Basic
- M5Stack Gray
- M5Stack Face
- M5Stack Fire
- M5 GO
- M5Stack Core2
- M5Stack CoreInk
- M5 ATOM Matrix
- M5 ATOM Lite
- M5StickC
- M5StickC PLUS
- M5StickV
- M5StickT
以下の表は、各シリーズ毎のスペック一覧です。
項目 | 正方形タイプ | 正方形タイプ | 正方形タイプ | 正方形タイプ | 正方形タイプ | 正方形タイプ | スティックタイプ | スティックタイプ | スティックタイプ |
M5Stack Basic | M5Stack Gray | M5Stack Fire | M5 Go | M5Stack CORE2 | M5Stack Faces | M5StickC | M5Camera | M5StickV | |
Flash [バイト] | 4M | 16M | 16M | 16M | 16M | 16M | 4M | 4M | 16M |
RAM [バイト] | 520K | 520K | 520K | 520K | 520K | 520K | 520K | 520K | 8M |
PSRAM [バイト] | × | × | 4M | × | 8M | × | × | 4M | × |
Groveソケット | I2C | I2C | I2C、 GPIO、 UART | I2C、 GPIO、 UART | I2C、 GPIO、 UART | I2C | 汎用 | 汎用 | 汎用 |
LCD 「インチ」 | 320×240 | 320×240 | 320×240 | 320×240 | 320×240 | 320×240 | 64×128 | 64×128 | 64×128 |
タッチ パネル | × | × | × | × | 〇 | × | × | × | |
マイク | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × |
カメラ | × | × | × | × | × | × | × | 1600×1200 | 656×488 |
スピーカー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
IMU | × | 9軸 | 9軸 | 9軸 | 6軸 | 9軸 | 6軸 | × | 6軸 |
バイブ 機能 | × | × | × | × | 〇 | × | × | × | |
ボタン | 電源ボタン、 リセットボタン、 汎用ボタン x 3 | 電源ボタン、 リセットボタン、 汎用ボタン x 3 | 電源ボタン、 リセットボタン、 汎用ボタン x 3 | 電源ボタン、 リセットボタン、 汎用ボタン x 3 | 電源ボタン、 リセットボタン、 静電容量ボタン x 3 | 電源ボタン、 リセットボタン、 汎用ボタン x 3 | 2 | × | 2 |
microSD | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | × | × | 1 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
バッテリ [mAh] | 150 | 150 | 600 | 600 | 390 | 600 | 80 | × | 200 |
商品のサイズ | 54×54×12.5 | 54×54×12.5 | 54×54×21 | 54×54×21 | 54 x 54 x 16 | 108.2×54.2×18.7 | 48×24×18 | 40×49×13 | 48×24×22 |
付属品 | - | ― | ― | 拡張ユニット ・温度 ・湿度 ・気圧 ・赤外線送受信モジュール ・RGB ・LEDモジュール ・人感センサ ・ボリューム ・Groveハブ | QWERTYキーボード ゲーム機風コントローラ | ||||
参考価格 | 3510 | 4212 | 6210 | 8154 | 5225 | 6912 | 1944 | 1782 | 3024 |
私のおすすめ
私のおすすめは、以下です。
私のおすすめは、以下です。
M5Stack Fire
M5Stack CORE2
M5 ATOM Matrix
M5 ATOM Lite
M5Stack Fire:大きなディスプレと物理ボタンが付いており、機能もほぼフルに入っている
M5Stack CORE2:現在もっとも新しいシリーズ。タッチパネルが楽しい。
M5 ATOM Matrix:小さなボデーだが、マトリックスLED、加速度センサなど必要なものは入っている。
M5 ATOM Lite:小さなボデーでLEDは一つだが、基本的な機能は入っており、安い。
M5Stack Fire
M5Stack開発キットシリーズの1つであるM5Stack FIREキットは、Grayキットからのアップグレードです。9軸IMUセンサー(6軸姿勢加速度測定+ 3軸磁気測定)を提供し、より多くのハードウェアリソースを装備:16Mフラッシュ+ 4M PSRAM、拡張ベース(M5GOベースおよびM5GO CHGベース)、より大きなバッテリーなど。ハードウェアのパフォーマンスを求める開発者にとって、Fireは良い選択です。
IMU姿勢センサーを使用すると、このキットを適用して、加速度、角度、および軌跡を検出できる状況が数多くあります。上記の機能に基づいて、スポーツデータコレクター、3Dリモートジェスチャーコントローラーなどの関連製品を作成できます。
M5Stack CORE2
本製品は、オリジナル世代のCore機能をさらに改良した、M5Stack開発キットシリーズの第2世代のCoreデバイスです。
https://www.switch-science.com/catalog/6530/
MCUはESP32モデルD0WDQ6-V3 で、デュアルコア Xtensa 32ビット240Mhz LX6プロセッサで、独立してコントロールできます。標準でWi-FiとBluetoothに対応、16 MBフラッシュメモリと 8 MB PSRAMを搭載し、充電、プログラムダウンロード、通信用にはUSB TYPE-Cインターフェース、一体化した2.0インチの静電容量タッチスクリーン、 内蔵振動モーターを備えています。
また、内蔵RTCモジュールも搭載し、正確なタイミングを提供可能です。電源はPMIC(電源管理チップ)AXP192により管理され、効率的にベースの電源消費量を制御し、内蔵緑色LED電源表示灯で、バッテリレベルを知らせます。バッテリ容量は390 mAhに増量、旧モデル以上にコアに給電します。
SDカードスロットとスピーカーも引き続きあります。高音質出力を保証するため、I2Sデジタルオーディオインターフェースのパワーアンプチップを搭載、信号の歪を効果的に防止するため使用されています。電源ボタンとリセットボタンがベースの左側と底部に別にあります。
前面画面のアイコン三つは、プログラム可能な静電容量ボタンです。ベースの裏には、6軸IMUとマイクロフォン付きの小型拡張基板があります
M5Stack ATOM マトリックス
ATOM Matrixは、M5Stack開発キットシリーズの中で最もコンパクトな開発ボードですが、サイズはわずか24 * 24mmです。 より多くのGPIOピンを提供し、便利で小型の組み込みデバイス開発に非常に適しています。 メインコントロールはESP32-PICO-D4チップを採用しています。これはWi-FiおよびBluetoothテクノロジーと統合され、4MBの統合SPIフラッシュメモリを備えています。 Atomボードは、パネル上の5 * 5 RGB LEDマトリックス、組み込みのIMUセンサー(MPU6886)、およびPH2.0インターフェイスとともに、赤外線LEDを提供します。 汎用のプログラム可能なボタンがNeo Ledマトリックスの下にあり、ユーザーはさまざまなプロジェクトに入力サポートを追加できます。 オンボードUSBインターフェイス(Type-C)により、プログラムの迅速なアップロードと実行が可能です。 ボードを取り付けるために、背面に1つのM2ネジ穴があります。
M5Stack の拡張部品
M5Stackは、専用の拡張モジュールを縦に積み重ねていくことで機能を追加することができます。
拡張モジュールは、30個以上あり、様々な機能を拡張できるようになっています。以下は、その一部です。
- バッテリモジュール
- GPSモジュール
- COMMUモジュール(CANなど)
- ステップモーター用ファンモジュール
- LoRaモジュール
- 4チャネルDCエンコーダーモータードライバーモジュール
- ジョイスティックパネル
またモジュールだけでなく、ユニットという外付け部品も豊富です。
- AIカメラ
- 温度センサーユニット
- サーマルカメラユニット
- PSRAM魚眼カメラモジュール
- ミニ3Aリレーユニット
- ミニRFIDユニット
- ToFユニット
- PIRモーションセンサー
- 指紋認証ユニット
- 3軸デジタル加速度計ユニット
- RGB LEDユニット
M5Stack でできること
M5Stackには、ライブラリがあり、以下のアプリケーションのサンプルコードが入っています。
別記事で、ライブラリのサンプルコードを紹介します。
開発言語
開発言語は、以下の3つがあります。
- MicroPython
- Aruduino
- UIFlow
おすすめは、Arduinoです。参考情報も多いので、やりたいことは他のだれかがやっていると思うので、ネットで探せばきっと見つかります。
M5Stackをさらに知るために
まとめ
今回は、M5Stacksシリーズ、おすすめのM5Stackを紹介しました。
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