けんろう
PySimpleGUIでは、グラフを表示するアプリも作ることができます。
この記事では、PySimpleGUIを使って、グラフを表示するGUIアプリの作り方を紹介します。
今回は、棒グラフの作り方を紹介します。
この記事に載っているサンプルコードをコピーして、Pythonで実行すれば、簡単に動きを確認できますので、是非試してみて下さい。
この記事では、初心者にもわかりやすいように、各処理の内容を、サンプルコード内にコメントとして載せています。
【無料オンライン】ゼロから始めるPythonプログラミング入門講座(週5開催) テックジムPySimpleGUIのインストールの仕方は、以下の記事で紹介しています。
棒グラフを表示するアプリ
このアプリは、テストデータを読み込んで、棒グラフとして表示します。
「棒グラフ表示」ボタンを押すと、グラフが表示されます。
テストデータは、以下とします。
[x、y]= [1.0, 10.0],[2.0, 4.4],[3.0, 6.3],[4.0, 13.4],[5.0, 0.4]
このX値、Y値を変更してもらうだけで、いろんなデータに使用できます。
【AIジョブカレ】人工知能技術専門プログラミングスクールサンプルコード
#!usr/bin/env python
# -*- coding: utf-8 -*-
import PySimpleGUI as sg
# グラフ表示用定数
GRAPH_SIZE = (500, 500)
DATA_SIZE = (100, 100)
# プロットするデータ数
PLOTS_NUMBER = 5
# プロットするデータの定義
test_data = [ [1.0, 10.0],
[2.0, 4.4],
[3.0, 6.3],
[4.0, 13.4],
[5.0, 0.4]]
# グラフ表示調整用
LINE_X = 10
LINE_Y = 5
# グラフの描画領域の設定
graph = sg.Graph(GRAPH_SIZE, (0, 0), DATA_SIZE, key='-GRAPH-', background_color='white',)
# レイアウト
layout = [ [sg.Text('グラフデモ')],
[graph],
[sg.Button('棒グラグ表示')]]
# ウィンドウの生成
window = sg.Window('シンプルなグラフのサンプル', layout)
# 折れ線グラフの初期化
before_value = 0
while True:
# 入力待ち
event, values = window.Read()
# ウィンドウ右上のXを押下した時の処理
if event is None:
break
# ボタン押下時の処理
if event == '棒グラグ表示':
# グラフの表示を一旦削除
graph.Erase()
# テストデータリストからデータを取得する
for i in range(PLOTS_NUMBER):
x = test_data[i][0]
y = test_data[i][1]
graph.DrawRectangle(top_left=(x * LINE_X, y * LINE_Y), bottom_right=(x * LINE_X + 5, 0), fill_color='blue')
graph.DrawText(text=y, location=(x * LINE_X + 3 , y * LINE_Y + 5))
window.Close()
実行すると、
下図のようなウィンドウが立ち上がります。
「折れ線グラフ表示」ボタンを押下すると、グラフが表示されます。
リンク
まとめ
今回は、Pythonライブラリである、PySimpleGUIを使い、棒グラフを表示するアプリの作り方を紹介しました。
- 【PythonでGUIアプリ入門】PySimpleGUI、Pyperclip を使った クリップボードアプリ の作り方
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